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Ajico Report Vol.9

食を通じて科学の魅力を体験!『食と科学のふしぎ博 in 堺』
次世代の教師と考える『うま味』の魅力を伝える教材とは?

2025年03月21日
※この記事の内容は公開当時の情報です

Ajico Report Vol.9 食を通じて科学の魅力を体験!『食と科学のふしぎ博 in 堺』 次世代の教師と考える『うま味』の魅力を伝える教材とは?

「食と科学のふしぎ博 in 堺」が2024年11月に開催されました。このイベントは、学校で学ぶ“理科”が私たちの身の回りにあふれ、生活を支えていることを実感し、理科の有用性を伝えることを目的とした科学イベントです。とくに子どもたちが興味を持ちやすい「食」をテーマに、食の中に隠れている科学を実体験できる内容で行われました。

味の素は、武庫川女子大学教育学部 藤本ゼミの皆さんと共同で、〈うま味ってなあに?〉と題した30分間の体験型講座を実施しました。来春から教壇に立つ次世代の教育者の皆さんと一緒、子どもたちに「うま味」について正しく、楽しく伝えるための教材について検討しました。

本記事では、その取り組み内容をご紹介します。

『Ajico Report Vol.9』(2025年2月発行)より

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〈うま味ってなあに?〉体験ブース運営

〈うま味ってなあに?〉体験ブース運営
講師を担当した藤本ゼミの皆さんと藤本勇二 先生
講師を担当した藤本ゼミの皆さんと藤本勇二先生

学生の皆さんからのコメント

  • 子どもたちが、体験を通してうま味の魅力を実感していく姿がとても印象的でした。
  • 子どもたちの笑顔や、驚きの表情を見られて嬉しかったです。
  • 一緒に参加してくださる保護者の方の反応も良く、どの世代でも楽しめる素敵なプログラムだと思いました。

藤本先生からのコメント

私たちが「おいしい」と感じるときには、食べ物にまつわる“物語”をいただいています。
自分と体と対話しながら体験する本プログラムは、一人一人のおいしい物語を語り合う多様性を大切にする内容となっています。

体験プログラムのご紹介

〈うま味ってなあに?〉

体験プログラムのご紹介〈うま味ってなあに?〉

2つの体験

体験プログラムのご紹介「2つの体験」
※グルタミン酸ナトリウム、イノシン酸ナトリウムが手に入らない場合は、昆布だし(2%)、かつおだし(3%)を使用した体験も可能です。特定非営利活動法人 うま味インフォメーションセンター「うま味の体験」を参照ください。

体験プログラムのスライドを公開中です!

今回のイベントで使用した体験プログラムのスライドは、下記リンク先のページで無料でダウンロードできます。
アイデアに応じてアレンジも可能です。あじこらぼの「教材・ツール ダウンロード」ページをぜひご活用ください!

学年や授業の目的に合わせてご使用いただける「味覚体験プログラム」 ▶

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