※この記事の内容は公開当時の情報です
『Ajico Report Vol.2』(2023年8月発行)より
食育活動に加え、「味覚教育」が重要に!
「おいしい減塩」を実践するためには、おいしさを理解する「味覚力」が不可欠です。
味覚力は、5基本味を「おいしさ」として言語化し、脳にインプットさせることで養うことができます。健康的な減塩習慣も、「低塩+うま味=とてもおいしい」という体感を脳にインプットさせることで、定着につなげることができるのです。味の素(株)では、家庭科の授業でも取り入れやすい「スープ」を使った減塩体験カリキュラムを開発し、お茶の水女子大学附属中学校の家庭科教諭である有友愛子先生にご活用いただきました。その事例とレシピをご紹介します。
授業を実施された先生からのコメント
授業で活用されたレシピはこちら!
ふあふあ雲のスープ
栄養成分(1人分)
- エネルギー:41kcal
- 食塩相当量:0.7g
材料(2人分)
- 水:400g
- 「丸鶏がらスープ」:小さじ1
- 卵:1個
- A【水:小さじ1、片栗粉:小さじ1/3】
- こしょう
作り方
- 卵は割りほぐしておく。
- 鍋に水・「丸鶏がらスープ」を入れてひと煮立ちさせ、Aの水溶き片栗粉を加えてとろみをつける。
- 1の溶き卵を全体に回し入れ、こしょうで味をととのえる。
- でき上がりを一度味見し、 少量ずつカップに取り分け、味比べトッピングをそれぞれ加え、味見する。