セミナーレポート

第33回日本助産学会学術集会

“やせ”という生活習慣病と、若年女性の身体づくりを考える

※この記事の内容は公開当時の情報です

“やせ”という生活習慣病と、若年女性の身体づくりを考える

〝やせ〟という健康課題に対する研究情報を提供。
素敵なお母さんになるために~若年からの身体づくりの重要性~

去る2019年3月2日・3日、福岡国際会議場にて『第33回日本助産学会学術集会』が開催されました。その中で味の素(株)は「素敵なお母さんになるために~若年からの身体づくりの重要性~」と題したランチョンセミナーを共催しました。

演者:田村 好史 先生(順天堂大学医学部内科学代謝内分泌学講座准教授)
座長:村上 明美 先生(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部学部長)
演題:素敵なお母さんになるために~若年からの身体づくりの重要性~
初出:第33回日本助産学会学術集会
開催日・場所:2019年3月2日~3日/福岡市(福岡国際会議場)

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村上 明美 先生(神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部学部長)

田村 好史 先生(順天堂大学医学部内科学代謝内分泌学講座准教授)

やせた女性の健康リスクに対する貴重な研究成果

近年は肥満だけでなく、女性のやせが世界的に問題となっており、特に日本では、先進国の中でも女性のやせ傾向が進んでいる国のひとつだそうです。これまでは太った人は要注意とされてきた糖尿病についても、やせた女性も太った女性と同様に発症リスクが高いということがわかってきました。

今回の田村先生の講演では、「やせた女性の高血糖には筋量の低下や脂肪筋が関連することから、糖尿病発症予防には筋肉の〝量〟の増加や〝質〟の改善が重要であり、そのためには適切な食事と運動が必要である」という興味深い発表が行われました。

セミナーは大盛況で、〝やせ〟という健康課題に対する関心の高さがうかがえました。また、参加された方々からは、「とても満足のいくセミナーでした」とのお声も頂戴しました。

田村 好史 先生の講演

さまざまな栄養課題への取り組み

セミナーでは、これまで味の素(株)が行ってきたセミナー情報のレポートや、さまざまな健康課題をサポートする製品の情報やサンプル等を配布しました。

味の素(株)ではこれからも、多くの皆様の健康維持に寄与する情報提供に努め、あらゆる世代の栄養課題に対しての研究や情報発信に取り組んでまいります。

健康課題をサポートする製品の情報やサンプル等